2012年11月27日

無差別殺傷犯から身を守る方法 1


情緒もしくは精神がなんらかの理由で錯乱状態にある相手を、米国警察では「EDP(Emotionally Disturbed Person)」、日本では「MD(Mental Deranged)」と呼ばれています。ここで述べる「EDP」とは医学的視点とは異なり、あくまでも錯乱状態になった状態で自他及び第三者を傷つける恐れがある状態に陥った相手として扱います。

2008年6月に起きた「秋葉原通り魔事件」や近年2012年6月に起きた「大阪通り魔事件」など、共に記憶に新しい無差別殺傷事件である。これらの凶悪事件は、情緒もしくは精神錯乱傾向にある人間の犯行と捉えることができます。秋葉原通り魔事件では、所持していたダガーナイフで通行人や警察官ら14人を立て続けに殺傷しました。

一般人においては、「EDP」に遭遇する確率は極めて低いと思いますが、警察官においては決して低いとは言えません。そこで、もし実際に「EDP]に遭遇した場合はどのように接すれば良いのかを述べたいと思います。

まず、現場では相手が「EDP」であるかないかを理解する必要があります。これを理解する効果的な方法は、客観的に相手の言動を観察することが重要です。ここで注意しなければならないことは、勝手な思い込みで「EDP」と診断しないことです。中には、薬物やアルコールの影響を受けている場合や、精神的な疾患である場合も少なくありません。

「EDP」と思われる言動
1、大声や奇声
2、衣類に普通ではない乱れがある
3、幻覚や妄想が感じられる言動
4、つまづく、ふらつく、よろめきながら歩く
5、潤んで血走った眼
6、瞳孔の拡大や収縮
7、立つ、歩くといった簡単な行動が難しい
8、違和感をもたせる、消極的もしくは過激な言動
9、警察官の指示に従うのが難しい
10、吸引式の薬物や酒類の臭いが相手の吐息に感じられる

※本文は米国機関やシークレット・サービス、FBI、ロス市警などで採用されている「脅威査定」の手法を中心に記載しています。


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2012年11月26日

ストーカー行為への対応 3


ストーカーの中でも最も多いタイプが「拒絶型ストーカー」であり、親しみを感じた相手との関係に固執し、壊れそうになることを極度に嫌うタイプです。親しかった関係が壊れたときに発生するストーカー行為で、「別れ」を受け入れることができず、今までの関係に戻りたい、よりを戻したいと切望し現実に直面することを恐れます。ストーカー行為自体も「まだ関係を保っている」という安心感の中で行われ、ストーカー行為に及んでいる最中も「関係を保っている」という間違った安心感で満たされてしまう。

このタイプは、何かが起きると、すぐに自己防衛状態に入り、嫌われまいとして必死にすがろうします。その反対に傷つけられたことに恨みを抱くことがります。見捨てられることへの恐怖が、このタイプを強く動かし、現実を理解しようとする柔軟な姿勢はなく、関係を維持することで現実への直面を避けようとします。

関係を終わりにしようとするほど、どこまでも相手を追いかけあらゆる方法で関係の修復を迫ります。安心を感じることができるまで、執着的な攻撃を続けます。

しかし、心の隅に自分は嫌われているという自己意識があるのだが、自分で自らの行為を止めることができず、現実を受け入れることが怖いためにしつこく追いすがってしまう特徴があり、裏切りという行動が怒りへと豹変し「報いを受けるべき」という自分を正当化し、脅威が一気に高まり脅迫行為や、最悪・・・殺傷行為へ繋がります。

このタイプから心身を守るためには、相手の言動に「常に疑う」「詮索する」「避難する」といった意思表示や言動に嫉妬心の異常性や過度の束縛を感じることがあれば付き合い方を考えた方が良い。そのためには強い意思表示は絶対必要となります。

ストーカーにいくつかのタイプがありますので、それらのタイプに応じて対策を講じなければ効果はありません。

憎悪型ストーカー
別れに対して「怒りの感情」を暴走させるストーカー。このタイプは、全て計画的に行動を起こすのが特徴で、強い被害者意識を持ち屈辱や侮辱を与えられた(プライドを傷つけられる)仕返しに相手を恐怖のどん底に追い込んでいきます。

求愛型
相手とは個人的な接点はないが、相手との間に相思相愛の関係を保ちたいと強く思うことで、電話やメール、プレゼントを送り続ける。(店員と客との間に起こりやすい。)

妄想型
例えば「誰かが自分を愛している妄想」「誰かに狙われている妄想」を抱いているときに起こります。

性犯罪型
性的行為を目的として、つけ回す段階で性的な喜びを感じながら興奮していくタイプである。エスカレートするとレイプによって性的衝動を満たし殺害まで発展する場合もある。


posted by 松田英貴 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2012年11月24日

ストーカー行為への対応 2


ストーカーに対する対応としては、一般的には「電話番号を変える」「電話を解約する」というアドバイスをしますが、安易な対応はストーカーを刺激します。ストーカーにはさまざまなタイプが存在するため、タイプを見極め状況に合わせ対応しなければ逆に危険度を高めてしまいます。

ストーカーは常に被害者の反応を気にしているため、ストーカー行為にすぐに反応することは極力避けなければいけません。例えば、被害者本人やその関係者がストーカー行為に対して直接警告することは、ストーカーにに対して接触の機会を与えることになります。

ストーカー対策の基本ルールは「絶対に反応しない」につきます。

ストーカーは被害者の反応で次々と行動を変化させてきます。従って、怯えたり、困った態度を悟られると、それが刺激となります。また、説得したり哀願する行為もダメです。これらの行為がストーカーの欲求を満たしてしまうからです。最もやってはいけない行動がストーカーのプライドを傷つけるような言動です。相手を非難する、屈辱的な思いをさせることはもってのほかです。

接点を持たないという点からすれば、ストーカーに情報を与えてはいけません。例えば、郵便物やゴミといった物です。郵便ポストは郵便物が取られないよう市販の鍵を購入してロックします。また、簡単に手が入らないように受け入れ口を調整します。ある方法を使えば簡単に郵便物を取り出すことができます。

郵便物を一度抜き取り、中身を出し再び元に戻します。開封されたことは一切わかりません。また、水道、電気、ガスなどの契約を勝ってに解約するケースもあります。その他、家族から手紙から実家の住所を知られ、被害者の両親相手に「婚約をした」と嘘の手紙を出し何とか接点を持とうと試みるストーカーもいます。

ゴミは最高の情報源でもあります。ゴミを見ればその人の生活様式がわかります。毎日どのような食べ物を食べているのか。女性であれば生理日がいつなのかまで、さまざまな情報を知られてしまいます。例え、中身がわからないようにたとしてもゴミ袋そのものを丸ごと持っていきますから、何をやろうが無駄です。

このように、さまざまな点からリアルタイムで包括的かつ客観的に状況を把握して対策を練る必要があります。

@被害者と相手の関係
A具体的なストーカー行為の内容
B過去48時間以内に起きた事案

これらの要素から脅威を査定し対策を打っていく必要があります。


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2012年11月23日

ストーカー行為への対応 1


被害者「守り切れない」=抜本改正の要望高まる―ストーカー規制法12年

恋愛相手への付きまといを禁じたストーカー規制法が施行されてから24日で12年。「法の穴を埋める」と導入された新法だったが、不備が浮き彫りになってきた。警察の対応が遅かったり立件を見送ったりした結果、被害者が殺害され「動かない警察」が批判された。「今の制度では守り切れない」。抜本的な見直しを求める声が高まっている。

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もし、ストーカー規制法が見直しされたとしても、合法と違法の境界線上で行われ事件性を客観的に判断することは難しい。手紙を送る、プレゼントを贈る、待ち伏せをする、電話をかける、メールをするなどの行為は合法です。しかし、これらの行為にどれだけ連続性があるか、頻度はどの程度なのか。相談者の視点で語られるストーカー行為を客観的に脅威査定しなければなりません。

相談者の多くは、話に一貫性がなかったり、時系列が曖昧だったりする場合が多々あります。このような場合、警察はすぐには動いてくれません。しかし、ストーカー行為は不安や恐怖、鬱症状、睡眠障害など慢性的なストレスがかかり、精神的苦痛を強く与え、正常な考え方や感じ方ができなくなっているためこのようなことが起こります。従って、警察はこのような精神状態を把握したうえで適切な対応をしなければなりません。

しかし、物的証拠がほとんど無い場合は相談者の主観性のみで脅威を査定しなければなりません。被害者意識を構築するのは被害者であるため、一般的に問題のない言動や行動であっても、相談者が嫌悪感を覚えたり恐怖を覚える行動と判断した時点で「ストーカー行為」が生まれます。

多くの相談者は被害者意識が強いため、大袈裟に表現する場合が多いため、その言動をまともに受け中立性を欠いてしまうと、相談者に同情してしまい、「救済的意識」が芽生えてしまう可能性があります。

これを防ぐためには、被害者意識と加害者意識は全く別と認識し中立的な立場で客観的な考えで脅威査定をしなければ方向性を見失い正しい判断はできなくなります。


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2012年11月12日

逗子ストーカー事件に関する考察


神奈川・逗子市で、男がストーカー行為の末に元交際相手の女性を殺害し自殺したとみられる事件で、容疑者は、インターネット質問サイト「ヤフー知恵袋」を使い被害者の情報を求めていた。最終的な住所の特定は探偵業者に依頼し詳細な住所を入手したが、昨年6月に容疑者が逮捕(逗子警察暑)された際、逮捕状に記載された三好さんの結婚後の名字などを読み上げたことも判明した。

インターネットによる情報収集は防ぎようがないにしても、探偵業者や警察は事務的作業で終わらせるため、安易に情報を提供したり漏えいしたりする場合が多いため、そのことが事件に繋がることも少なくない。

平成12年5月18日、「ストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)」として成立し、11月24日から施行されました。この法律はストーカー行為等を処罰するなど必要な規制と、被害者に対する援助等を定めており、ストーカー行為の被害から守るためのものです。しかし、ストーカー被害の認知件数は年々増加傾向にあり、行為がエスカレートし殺人事件に及ぶことも少なくははない。

被害者、行為者の年齢構成
平成22年、被害者の性別は,女性が90.8%(過去5年間)を占めており、20、30歳代が全体の約63.3%を占めている。行為者は、20歳代(34.6%)が最も多く、次いで30、40歳代が多い。

被害者と行為者の関係
面識のない者から、あるいは行為者の判明しないストーカー相談は約6%と少数であり、ほとんどは面識ある者からのつきまとい行為である。交際相手(元交際相手を含む。)からの行為が約半数の50.5%を占め次いで夫婦(元夫婦や内縁関係にあるものを含む。)間のつきまとい行為が約15%となっている。

※「密接関係者等」とは、「ストーカー行為者から好意や怨恨の感情を抱かれている者(=特定の者)」の配偶者や親族、友人や上司等で、特定の者の身上、安全等を配慮する立場にある者。

つきまとい行為の傾向(重複計上あり)
つきまとい、待ち伏せ等(32.7%)、面会、交際等の要求(29.9%)が全体の6割を占めており、次いで無言電話や拒否後の連続電話等(18.6%)が多い。

つきまとい行為の動機
動機としては、好意の感情が88.8%、好意の感情が満たされないことによる怨恨の感情が9.6%と全体の98.4%を占めている。

一般的に被害者が何らかの被害に遭った場合、警察に「被害届」を出したりします。「被害届」には警察の捜査義務は生じません。しかし、告訴状を警察が受理した場合、警察には捜査義務が生じます。しかし、告訴状を提出する場合、その事件についての証拠を添付しなくてはなりません。

また、被害者ではない第三者が警察に対して処罰を申告することを告発と言います。しかし、強制わいせつ罪(刑法第176条)や名誉毀損罪及び屈辱(同法第232条、230条)、ストーカー行為等規制法は親告罪となりますので第三者が告発しても警察は動いてはくれません。

深刻な被害にあっているのに、警察が被害届を受理してくれない……。こうした警察による被害届の不受理はざらにある。被害届が受理されないケースの多くは、犯罪を証明する証拠がないのが理由だ。主観的に被害を受けたと感じることと、証拠に基づき客観的に被害を証明することは別。この点を理解しておかなければいけない。

また、ストーカー被害の訴えのかなりの割合は、精神的な障害を抱えている人の妄想である場合がある。つまり、多くの妄想の中にストーカー被害の事実がまざっているので、警察としてはますます「客観的な証拠を持ってきてください」という話になる。

メールや手紙、あるいはつきまとう様子を撮影したビデオなど、具体的な証拠があれば警察もすぐに動ける。日記やメモ類でもよい。逆に長期間ストーカー被害を受けているにもかかわらず、何も証拠が残っていないのは不自然と受け取られるだろう。ただし、証拠を揃えて訴えても被害届が受理されない場合がある。これは警察の怠慢によるもので、背景には現場の警察官の多忙さがある。

では、本当に被害にあっているのに被害届が受理されないときはどうすればいいのだろうか。弁護士に相談するのも一つの手段だが、費用がかかるうえ、やはり状況証拠がなければ「難しい」と言われて終わりである。なお、ありがちな勘違いは、被害届を出せば警察がすべての証拠を集めてくれるという思いこみである。だが、情報を一番持っているのは被害者であり、被害者が情報提供しない限り証拠は集まらない。

しかし被害者としては、つきまとう様子を撮影することなどは殆ど不可能に近い。そのような状況化においては恐怖が先行しており撮影する余裕などないのが現状である。

また、ストーカー行為等規制法にも法の抜け道が存在しているため、法を熟知している犯罪者は抜け道を利用して犯罪行為に及んでくるので警察は太刀打ちができなくなる。犯罪者が口にする言葉で、法律が明確になればなるほど犯罪はやりやすくなるという。厄介である。

実はストーカー行為の半数以上が、交際相手や元交際相手、夫婦や元夫婦や内縁関係である。そもそも、ストーカー行為に及ぶ人間には、それなりの要素が存在する。その要素とは、「親しみを感じた相手との関係に固執し、壊れそうになることを極度に嫌う粘着質のタイプです。

相手に過剰依存する傾向が強く、誰かと接点を持っていないと不安でしょうがないとも言えます。何か事が起こると、嫌われまいとして必死に追いすがろうとします。その反対に傷つけられたことに恨みを抱く場合もあります。

もし、日々の生活で何らかの意見の衝突があり、どちらか一方が別れを告げたとします。すると、その時の言動パターンは大きく二つに分類されます。一つは、自己弁護しながら和解を求める。もう一つは、攻撃的な行動で相手を追い詰め、心そ操作して逃げ出せないようにすることです。

日頃の会話においても、その言動パターンは見られます。「常に詮索する」「常に疑う」「非難する」といった意思表示を垣間見ることができます。

このタイプは見捨てられる恐怖から、現実を理解することはなく、関係を維持することで現実への直面を避けようとします。関係を終わりにしようとすればするほど、どこまでも追いかけ、あらゆる方法で関係の修復を図ります。とにかく、相手を恐怖に落としい入れ心を支配しようとします。

執着敵な攻撃は安心を感じることができるまで続けられます。ここで、注目すべき点は、自分が嫌われているという自己意識が心の片隅にあることです。しかし、自分で自らの行為を止めることができず、現実を受け入れることが怖いがためにしつこく追いすがります。

その他の特徴としては、「嫉妬」があります。自分の好意(愛する)をよせる相手が他の人に関心が向くことを恨む、もしくは憎むという心理です。簡単にいえば「やきもち」です。そうすると、裏切られたという挫折は怒りへと転じ、「裏切り者には制裁を加える」という自己正当化により、脅迫行為が平然と行われます。

このタイプを分析すると以下の点が導き出せます。

@ 常に誰かを疑い、詮索、非難する意思表示が見受けられる。
A 言動に嫉妬心の異常な強さや過度の束縛を感じる。
B 衝突の際、過剰反応を見せ、攻撃を仕掛けてくる。
C 自己弁護しながら和解を求めてくるか、攻撃的な言動で相手を追い詰める。
D 執念深く、粘着的な言動を好む。
E 反論や注意をすればするほど、言動をエスカレートする。
F 嫉妬深く、独占欲が強い。

これらの、言動や行動が見受けられた場合は、できるだけ早い段階でつき合い方を考えた方が良いでしょう。適当な距離を置くか、つき合いをやめることが懸命です。断る場合は意思を早い段階に明確に伝えるようにします。

もし、こちらが明確な意思を伝えたのにもかかわらず、相手がしつこく反論してくるときは、脅威が高まります。この情況では誰であっても距離をあけるしか方法はありません。また、他人を攻撃するだけでなく、自虐行為に走る相手なので注意が必要です。場合によっては、自虐行為をもって相手を脅迫し気を引くこともあります。

このタイプはコミュニケーションが下手で、信頼関係を構築するのは苦手な傾向があります。仕事においてもトラブルを起こしやすく長続きしない傾向にあります。このタイプから身を守るには、自分自身の直感を信じて、何か疑いを感じたら、その直感を素直に受け入れ、早期に予防することに尽きます。


posted by 松田英貴 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2012年11月07日

情報収集と分析


私は職業柄、情報収集や分析を得意としている。なぜなら、セキュリティの仕事は情報が命であり、その情報が生死を左右することが殆どであるため、様々な角度や情報筋から情報を入手し分析する。

よって、確実だと思われる情報も安易に信じることはない。基本は情報は自らの手で入手する。例え仲間の情報であっても鵜呑みにはしない。その情報の確信がとれるまで調べ上げる。そのおかげで、簡単に人間を信用しなくなったのは困った・・・<職業病とも言えよう>


私がこのブログに書いていることを・・・「信じるか信じないかは・・・あなた次第です」

多くの人が私のブログを読むと、多くの人は未来が暗くなるかもしれません。しかし、これらの情報(内容)は私が勝手に想像したことではなく、誰もが収集できる手法で入手したにすぎません。中には特殊な手法を使い入手した情報もありますが、どれがその情報なのか現時点では内緒にしておきます。全て読んでいただければ理解できるようになっております。(点と点結ぶと線になります・・・)

要するに、一般人の方でも、真剣に情報を入手したいと思えば、インターネットやホームページ、ブログ、メールマガジン、海外ニュース、動画、新聞、書籍、その他の情報網を使用し、あらゆる角度から情報を入手することが可能である。

もし、素人が書いた文章が信用できないと言うのであれば、それらの専門家が書いた文書を探して読んでみるとよいが、専門家だから信用できるというわけでもない。

つまり、少ない情報網からではなく、様々な情報を収集し知って下さいということです。一つの情報や偏った情報だけでは、それを信用するしかなくなる。しかし、様々な情報を知っていればいるほど、主観的、客観的に情報を捉えることができ、答えを導き出すことができる。

「答えは与えられるものではなく、自らの力で導き出すものである・・・」

以前にもブログで、マスコミが流す情報には、それなりの意図があると先述している。マスコミんも多くは一様に公平、中立的な立場であり偏った報道ではないと言う。しかし、人間が伝える以上、無限に存在する情報や見解の中、公平や中立など決してありえないだろう。

新聞やニュースは、その事実が常識であり、本当の事実であるかのように報道する。その報道に依存してきた人に「それらの情報を鵜呑みにしてはダメだ」と言ったとしても難しいが、他に別な手段で情報を入手できることを伝える。

2011年に起きた福島原発事故において、多くの国民は東電や政府の出す情報に困惑したはずである。多くの国民はそれらの情報を鵜呑みにした。しかし・・・結果はご存じの通りである。東電、政府は情報を隠しただけではなく、嘘の情報まで平気で流した。

マスコミもそれに同調するかのように偽の情報を流した。その情報を鵜呑みにした国民はパニックに陥りとんでもない状況になった。そんな中、どれだけの国民が自らの手で情報を入手しようとしただろうか。

情報には、時に生命に関わることもある。特に、医療や食に関することは、例外なく身近なことである。また、金融恐慌や経済破綻などの非常事態もあり得る。

もし、何も知らされない、知らない状況で、ある日突然、悲惨な状況が襲ってきたとしたら何ができるでありうか。しかし、これから起こり得る事に対しての何等かの兆候を把握しておけば、その状況に対して適切な対策をとることができる。

例え、非常事態が起きたとしても政府は何もしてくれないでしょう。自分の身は自分で守るしかありません。今、個人ができる最大の防御とは、積極的に情報を集め、万が一のために対策をとれるようにしておくことです。


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2012年11月01日

日本の専守防衛


破綻日本企業の多くは、リップウッド、サーベラス、カーライルといった米国投資企業に買収されている。

長銀=リップウッド
山一証券=米国メリルリンチ
日興証券=シティ・トラベラーズ
長崎屋=サーベラス

事実上傘下
日産=ルノー
マツダ=フォード
いすず=GM
三菱自動車=ダイムラークライスラー

など、徐々に買収や傘下となっている。今後、シャープやパナソニックもそれらの対象となり、事実上、日本企業ではなくなる。

日産が90年代に経営危機に陥った際、日本企業ではなく外資から支援を受けたが、なぜトヨタたホンダ、他の国内同業強豪企業が助けようとしなかったのか。

これからも、日本の代表する企業が同じ運命をたどり、最終的には日本における様々な日本を代表する企業が無くなっていく可能性は十分ありえる。

そうならないためにも、自分の企業だけはなんとか助かりたいなどという考えは持たずに、他企業とも力を合わせ日本の企業を守っていかなければならない。

※米国において、日本の車メーカーやタイヤメーカーは常にさまざまな訴訟に悩まされている。理由は簡単である。米国においてあまり巨大産業になると、米国経済を浮沈を左右するからである。また、米国経済の低迷が続けば、日本メーカーが国民の不満解消の生贄となる。結果、米国においてあまり大きなシェアを考えれば考えるほど米国市場から敗退させられる。



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日常生活における危機管理


日本人の危機管理能力は世界でも非常に低いレベルにあり、多くの人は何かあればきっと誰かが助けてくれるだろう・・・他力本願である。しかし、そんなことは殆どありえないのが事実である。誰も助けてくれやしない・・・見て見ぬふりである。そんな人種が今の日本人である。

私の職業はセキュリティのコンサルタントである。よって、セキュリティに対する危機レベルは非常に高いと自負する。例えば一緒に食事や商談をしていても、常に目線は動くモノや不自然に静止しているモノへと向けられる。そんな私と一緒にいる人や初対面の人は、「落着きのない人」「人の目を集中して見れない人」と思われるだろう。そして、私の視線が止まる場所に注目すれば、その場所では何かが起きている。たまに、好みの女性に目線を向けている場合も多いが・・

そんな私が特に気になる場所がある・・・それは、地下鉄や電車・バスの中での行動である。多分、多くの人も気づいているとは思うが、そんな人も気にせずに取っている行動である。

1、電車の中では、本を読んでいたり広告に気をとられる。(危険レベル3)
2、電車の中で居眠りをする。(危険レベル5)
3、ヘッドフォン、イアフォンで音楽を聴く。(危険レベル5)
4、携帯電話やメールに夢中になる。(危険レベル4)
5、がらがらに空いている電車に乗る。(危険レベル4)
6、周囲に誰もいない座席に座る。(危険レベル4)
7、雰囲気の悪そうな人の側に座る、立つ。(危険レベル3)
8、車内で騒ぎに集中する。(危険レベル4)
9、口の開いたカバンを持って電車に乗る。(危険レベル5)
10、電車の接続部分の近くに立つ。(危険レベル5)
12、ドア口に立つ。(危険レベル5)

これらの行動は危機管理の観点から見ると「非常に危険!」である。特に、3番においては、周囲の音が耳に入ってこない状況では、不測の事態に気づきにくく、何かが起きても反応が遅れがちである。また、聴覚に集中しているので、視覚や嗅覚の反応が得に鈍感になる。

posted by 松田英貴 at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2012年08月24日

アイセック・ジャパンの危機管理


NPO法人「アイセック・ジャパン」(アイセック)の海外インターンシップでルーマニアに渡った女子大学生(20)が殺害された事件は、女性が海外で夜間に単独行動をせざるをえなかったことが引き金になったのでは、との声が上がっているが問題はそれだけではないだろう。

これは、双方(アイセックと被害者)の危機管理意識の問題であることは間違いない。地元メディアの報道などによると、女子学生は2012年8月15日にルーマニアの首都・ブカレストの空港に到着後、ブカレストから西に約420キロ離れたクラヨーヴァに向かう予定だったらしい。

その後、ルーマニア人の男と一緒にタクシーに乗り込み、空港近くのバス停で降車したことがわかっているが、その後、消息が途絶え、17日、道路脇の森の中で遺体で発見された。(地元警察は17日夜、タクシーに同乗した男を殺害容疑で逮捕した。)

被害者と男性の関係はわからないが、もし現地で出会いタクシーに同上し被害に遭ったとしたら、個人の危機意識に問題があるのは間違いない。もし、日本で同様の行動をしたとしても問題がある。当然ながら、日本の常識は海外では全く通用しない。

海外で行動する際には海外の常識で物事を考え行動しなければいけない。勿論、想定される事件や犯罪も違うので、情報を基づき行動しなければいけない。

基本的な危機対策は当然であるが、自然災害や誘拐、テロに巻き込まれた場合はどうするかも考えておく必要がある。このようなことを言うと、多くの人は「そこまで考えると海外にも行けないし何もできない」と言う人がいるが、ここまでしないから簡単に犯罪に巻き込まれるのである。

旅行であれば、個人の責任が大きいが、今回の場合は企業側(アイセック)がどれだけの危機管理教育を行っていたかが問題である。


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2012年07月24日

けんかの仲裁に入った20代男性刺される 東京・渋谷


24日午前5時ごろ、東京都渋谷区道玄坂の路上で、数人の男らのけんかの仲裁に入った20代の男性会社員が、そのうちの1人に刃物で背中を刺された。男らは逃走。男性は病院に搬送されたが、命に別条はないという。警視庁渋谷署は傷害事件として捜査している。

同署によると、男性は男らがけんかをしている最中に偶然通りかかり、間に入って止めようとしたところ、後ろから刺されたという。男らと面識はなく、人数や服装などは不明。同署は周辺の防犯カメラを回収して解析を進める。

時には正義感が仇となる典型的な事件である。死に至ることはなかったのは幸いだが、彼が行った行為については疑問が残る。見てみぬ振りをする人たちが多いなか、危険をかえりみず仲裁に入ったことは素晴らしい行為と思える。

しかし、他に手段は無かったのだろうか?相手が凶器を持っているとは思わなかったのか?

ナイフを持ち歩くことは直接の犯罪にはあたらないが、所持の理由の如何により「銃刀法違反」となり得る。よって、警察官に職務質問を受け所持品検査を受けない限りはナイフを所持しているかどうかはわからない。所持が見つかり目的によって逮捕されるだけであるから、全ての人が持ち歩いていないとは限らないのである。何人かにに一人は必ず持ち歩いている。

そのことを常に考え、仲裁に入らなければ、今回のような被害者になってしまう。過去に私も仲裁に入ったが、仲裁に入る前には必ず警察に通報する。それから、相手の全体像が見える位置から声をかける。その際には、必ず持ち物や輩の手がどこにあるか、手には何も持っていないのかを必ず確認する。

しかし、相手との間に割って入ることはない。そんなことをしては、サンドイッチ状態になり、あっという間にノックアウトである。だから、近寄ることはなく、安全なポジションから大きな声で辞めること指示する。すると、次第に傍観者が多くなる。その内、通報した警察官が到着するので、あとは警察にまかせる。

私のやることは、警察が到着するまでの時間稼ぎと、騒ぎを起こしている輩の注意力を私にできるだけ向けさせることである。最悪、私に極端に注意が向き、向かってきた場合は全速力で逃げるだけである。

走りには自信があるから大丈夫・・・昔は!中学生の時は、100メートルを11秒1で走っている。

今は無理だが、そこそこ走りには自身がある。もし、追いつかれたら、残る手段は「戦闘」しかない!

一般の方に言いたいのは、正義感を持って仲裁に入るのも良いが、自分の能力を十分に考えて何ができるのかを正しく考えてから行動を起こしてほしい。

誤った正義感は、最悪・・・死を招くと思ったほうが良い!


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2012年07月18日

大津中学校 加害者生徒のプロファイリング


大津中学生自殺事件の問題

なぜ、学校、教育委員会は、一人の少年の命を失ったにも関わらず、自殺に至るまでの真相を徹底的に隠ぺいし続けるのか。 その理由はここにあります・・・実は、この事件の渦中にある学校は、平成21年・22年度に、『道徳教育実践研究事業』推進校として、文部科学省から指定され予算もつきました。

学校のホームページにも、「自ら光り輝く生徒を求めて」という主題で研究紀要がアップされています。

この『道徳教育実践教育事業』が、大津市教育委員会を経由して、事件のあった学校に委託された折の文部科学大臣は、他でもない、大津を選挙区とする、川端達也元文部科学大臣、現総務大臣です。

このような拝啓から、学校も教育委員会も、次期にほとぼりが冷めるぐらいにしか思っていなかったのですう。市は被害者側に和解を求めていますが、和解という「無の圧力」に負けることなく、全ての問題を解明し公表して頂くことを求めます。

加害者側である生徒からは、この場に及んでもも一切の謝罪の言葉はありません。未だに「いじめではなく遊びだった」と発言しています。いじめか遊びかを判断するのは被害者側であり、加害者側ではないのです。このように、罪の意識を感じず、自らの欲望のためにいじめ「犯罪行為」を続ける人間には「人間性」は見受けられません。

犯罪プロファイリングの観点から見ますと、このようなタイプは、とにかく自分の欲求を満たすために全力を投入します。被害者の感じる恐怖や苦痛には鈍感ですが、精神的には病んでいないため、衝動的に行動することはなく、自らに及ぶ危険を避けるように上手に行動します。

陰湿な暴力振るい死に追いやるような人間に、更正や反省を求めても無駄です。とにかく罪の意識が全く無い訳ですから「普通」ではありません。「教育的指導」には即効性がありませから、再びいじめ「犯罪」は起きます。

一般社会においても、一度犯罪を犯した人間は二度、三度と犯罪を繰り返します。学校においても例外ではありません。一旦、悪事の手を染めた人間はそんな簡単に更正改善できるものではありません。

よって、反省を求めることなく、法的は裁きを持って償いをさせるべきです。


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2012年07月16日

いじめ撲滅のための提案


いじめを無くすには、「ゼ​ロ・トレランス」方式を取り入れ、暴力は一切寛容せず、​厳重に処分することを考える必要があります。

そのためには、スクール・ポリス(学校警察)の導入です​。私は犯罪抑止の切り札として強引ではありますが、「力​を持って制する」が最良の方法と考えます。(警察が介入​するのが難しいようであれば、養成機関を作り、人材を養​成します。)

いじめから生徒を守り、いじめを撲滅することに対しては​、教育的指導は無力です。なぜなら、加害者は犯罪者であ​るからです。犯罪者には「力の理論」を適用するしかありま​せん。

「監視と処分」徹底的な監視と警察への通報を含めた断固​たる処分です。これにより、「正義のルール」を実現させ​ます。

これは、我々の行う「危機対応」と同じです。情報収集部​隊と実行部隊を編成します。情報収集部隊は校内(場合に​よっては校外)におけるありとあらゆる情報を徹底的に収​集し分析します。実行部隊は校内パトロールと監視システ​ムの構築になります。校内パトロールは加害者に対する徹​底的な威圧です。

このことは実は過去、警備会社を通じてに試みたのですが​、シルバー雇用のなんだかんだで、結局、定年退職した爺​さんの門番で終わりです。結局、何の抑止にもならなかっ​たわけです。

しかし、いじめをなくすには、これしか手立ては無いと思​っています。私の考えに賛同して一緒に行動してくれる人​が多くいれば心強いですね。


posted by 松田英貴 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

いじめ=凶悪犯罪の撲滅


はっきり言っておく!

いじめは「凶悪犯罪である!」

いじめ問題の原因の一つには、加害生徒の立ち直りを優先し、被害​生徒の救済には無頓着であること。

いじめを受けている生徒にとっては、いじめ行為を行っている生徒​の将来的な立ち直りなどどうでも良いことでなのです。

ただ・・・今すぐ・・・いじめを止めてほしい・・これだけです。

退学処分になろうが警察に逮捕されようがどうでも良いことです。

そもそも人間教育には即効性がありません。よって、人間教育が成​り立つには、生徒自身が、あくまでも「人としての心」を持ってい​ることに限られます。

いじめを平気で行う「鬼畜の心」をもった人間には人間教育を施し​てても全く無意味です。

いじめられている子にも問題がるという先生や親も多いが、これは全く馬鹿げた話しで、いじめはいじめられている子やクラス全体の問題でもなく、あくまでも「実行犯の加害生徒」である!

また、いじめが無くならない原因の一つには、いじめをしても大した罰則​がないことです。

いじめを真剣に無くそうとしたいのなら、いじめを「凶悪犯罪行為​」とみなし、いじめの加害者に徹底的な償いをさせるべきです。

いじめ問題は「人間教育」では絶対に解決できません!

学校で教育するのは、一般的な「人の心」をもった生徒であり、犯罪者を教育するのではない!

犯罪者の更正させたければ、刑務所や少年院の更正担当者に任せれば良いことである。


posted by 松田英貴 at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2012年07月11日

いじめは犯罪である!


大津市の中学生の自殺は単なる「イジメ」による事件なのだろうか?その内容を知る限り、これは「イジメ」ではなく、立派な「犯罪行為」ではないかと思います。

「イジメ」「かつあげ」「強姦」・・・その他の暴力も学校内で行われると「犯罪行為」にはならず、単なる学校内で起こった事件であり「教育問題」として処理される・・・これって・・おかしくはないですか?

もし、このような行為が一般社会で起きたとすれば、「刑事事件」になるはずです。そして、その行為を傍観していた人も罪に問われるはずです。それが、学校内で起きても加害者には多少の処罰があっても、決して大きな処罰にはならない。

被害者は人生を狂わさせ、最悪は今回のケースのように死に至る場合もあると言うのに、加害者のほとんどは、何も変わることなく学校に通う。中には転向するケースもあるが、学校に通うことには違いはない。

これは、学校内で発生した「犯罪行為」として捉えるべきです。そして、加害者は罪を償うべきです。未成年だから・・・そんな事は関係な!通著な事ばかり言っているから「イジメ」はなくならないのである。

中には、「イジメられる方にも問題がある」と馬鹿げた事を言う人もいる。だとしたら、「殺される人にも問題がある」と言えるだろうか?

イジメられた側には何ら問題はなく、イジメた方に100%問題があるのが正論である。

市の教育委員会は「いじめと自殺の因果関係は判断できない」と言っているようですが、そんな説明に納得するはずがない。もし、自分の子どもが当事者だとしたら同じことを言うのだろうか?是非とも聞いてみたい。

しかし、一連の報道で起きた事件について「知らなかった」「気づかなかった」と口にする親や教師が実に多いが、この言葉は自分を防御するために出た言葉にしか思えない・・・

もし、「なんとなく気づいていたのですが・・・」なんて言ってしまったら「気づいてたのに何故止められなかったのか?」と責任問題に発展すること間違いない!

しかし、気づかないわけがない!子供が事件を起こす前や巻き込まれている場合には予兆ともいえるシグナルを必ず発していたはずである。

私どもの世界ではその事をPINsと呼んでいます・・・犯罪行為などの前兆として、結果が予測する前に起こる、感じ取ることのできる要因です。

多くのイジメにおいて共通して言えることは決して突発的に起きたことではないということ・・・

常に何かを感じ取るアンテナを張っておけば、言動や行動、表情、交友関係、持ち物などで微妙な変化を感じ取ることができる。

「何かがおかしい・・」と少しでも感じたら原因を探る・・・あからさまに目に見えた時にはすでに手遅れと思った方が良い。しかし最大の原因は、自分が親であることに怠惰になっていることと親が親の役目を成していないことであ。

親の役目はいかなることがあろうと「必死」で我が子を守ることである・・・


posted by 松田英貴 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2012年06月18日

情報の撹乱


野田義彦首相は『科学的な安全審査』は問答無用との原発再稼動の返す刀で間髪をいれずに、今度は旧与党自民党公明党との『消費税増税』合意を決定した。

オウム事件特別手配犯の逮捕劇や心斎橋無差別殺傷事件、大飯原発運転再開強行、小沢氏中傷報道など国民を混乱させる報道が慌しい中、15日「消費税増税法案」「違法ダウンロード罰則法案」「原子力規制庁法案」と様々な法案が可決されている。さらに、前年度には、復興税という臨時増税案が可決されています。

まさに、国民を混乱させる不快なニュースラッシュの最中、極めて重要な法案が可決されている感じです。簡単に言えば、衝撃的事件により、本当に国民にとって大切な事に目を向けさせることはなく、知らぬうちに可決される。(情報の撹乱)

『機を以て機を奪い、毒を以て毒を制す』あるいは人は人の中に、事件は事件の中に隠す!

昔より、国仕掛け仕組みは、大は小の中に、小は大の中に隠し、両者は表裏一体となり霞の中に消え去ることである。しかし、その霞はあくまでも実態を隠すだけのもの。霞の中でも、実態は確実の存在し続けます。

簡単に言えば、誰も気に止めない些細なことに大きな奥義を隠し、大きなし掛けに些細なことを隠す。

posted by 松田英貴 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2012年01月06日

五感を使い危険回避


人は普段の生活においては、論理的思考を用いて、自分と相手の価値観や感情を理解しつつ、話し合いによる問題解決が図れます。

しかし、強盗に遭遇したり、喧嘩に巻き込まれるなどの切迫した脅威となれば話は別です。そのような状況化で論理的思考を用いて、逃げればいいのか、戦えばいいのかと考えているうちに被害者になってしまいます。

本来、見に迫る脅威にさらされると人は論理的に考えず自己防衛本能が自動的に働きます。「逃げるか、戦うか」の選択です。その時、身体にも多くの反応が起きます。

血の気が引き顔色が青白くなる。これは、血液が脚部に流れ逃げる用意をします。逆に、顔が熱く感じることもあります。これは、怒りを感じて攻撃という選択肢を選んだ場合は、血液は上半身に集中します。

逃げるか戦うか。緊急時にどちらの行動を選択するかは、自分次第ですが、実際には考える前に本能的に体が動いています。

危険回避には二つの選択肢があります。一つは、知識と経験を重ね論理的思考で考え行動する。もう一つは、直感を感じ、本能的に行動する。この二つの方法を見につけておかなければ、自分を守ることはできません。

もし、レイプ犯が獲物(ターゲット)を狙う場合、獲物を選び近づいてくるという前兆行動があります。そこで、相手の気配や行動をいち早く察知すれば、二つの選択肢を使い分けることができます。

多くの人は情報を視覚から取り込みます。視覚から脳に送られた情報から自らに危険を及ぼす対象になるのかならないのかを判断します。しかし、対象の判断基準には個人差があります。それは、価値観や経験の違いにより識別されるか否かで決定され、恐怖の度合いも変化していきます。

例えば、友人に紹介された人がいるとします。清潔感があり、腰が低く、言葉遣いも丁寧、気配りもある人が相手です。その後、何回かデートを重ねるが、その度、なんとなく違和感を感じています。そのような人に正式な交際を告げられたとしたらどうしますか?

私なら、相手との間に少し距離を起き、違和感の意味を良く考えます。疑うのは相手ではなく、自分自身の感覚です。体の全ての五感を使い感覚的に判断します。もし、視覚だけで判断したとしたら、起きている内容に対して、自分の価値観から相手を判断してしまいます。

ただ見るのではなく、どのように見るか。ただ、聞くのではなく、どのような音を聞くのか。

このように、視覚だけに頼らず、五感の全てを動員させ物事を観ることが危険回避に繋がるわけです。


posted by 松田英貴 at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2011年08月26日

警備会社の信頼度


ボディ・ガードや身辺警護を警備業務をサービスとして謳っている警備会社は数々あるが、本当にできる人材を抱えている警備会社は全体の一割にも満たないであろう。

殆どの警備会社は、すべての業務を掛け持ちしている。すべての業務とは、施設警備、雑踏警備、交通誘導、現金輸送、身辺警護などである。身辺警護業務だけで成り立っている会社はほぼ皆無である。

よって、昨日まで施設警備や交通誘導の業務を行っていた人が、次の日には身辺警護業務についていることも珍しいことではない。しかし、能力があるかないかは別問題である。

勿論、依頼者はそんな事情を知る余地はない。依頼者はそれ相当の人材を用意してくれると思っている。しかし、実際は違っている。担当者はスケジュール表を見ながら空いている人材を現場に送り込んで行く。

c0139575_21285519[1].jpgなぜ、そのようなことが堂々と行われているのか。

理由は適正のある人材がいないことである。警備会社ででは新人は30時間の研修を受ければ、翌日から現場での仕事が可能となる。

たった30時間である!考えられないことである。

依頼者の生命や財産を守る仕事を30時間の研修でいったい何が学べるのだろうか・・・

その事を知らずに、生命や財産を預け、多額の依頼料を払っている・・・

警備会社は、多分何も起こらないであろうが前提で適当な人材を送るから、適材適所は考えていない。依頼者も会社の知名度で選んでいる。

会社の信頼度が大きくても、送られてくる人材の信頼度が低ければ何の意味もない。

多くのリスクを犯すのは依頼者である・・・


posted by 松田英貴 at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2011年08月17日

情報を煙に巻く方法


個人間、ビジネスなどさまざまな状況下において、相手によっては情報を与えたくない場合がある・・・

そんな時は、ウソをつくより、無駄な情報に埋もれさせる撹乱作戦が効果的である・・・

そこで、貴重な情報を守るために、一緒に無駄な情報を沢山与えてやる・・・

人間の記憶は、まず「短期記憶」として保持され、一部だけが「長期記憶」に移される・・・

短期記憶の容量は、5〜9個で、平均7個と言われる・・・

よって、一度にこの容量以上の情報を聞かせれば、全部覚えておくことは難しい・・・

そこに、「系列位置効果」を加える・・・

例えば、英単語001から順に100まで暗記しようとしたとき、その順番により記憶は影響を受ける・・・

これは、最初や最後に覚えた単語は思い出しやすく、中間に覚えた単語は忘れやすい・・・

だから、教えたくない情報は、どうでもいいたくさんの情報に紛れ込ませ、真ん中あたりで話す・・・

情報量は、些細な出来事や感想までも入れ込み増量させ、そのうち相手の耳に入る、一般的な情報などを取り混ぜ、とにかく情報の量を多くする・・・

順番としては、重要ではない情報から話はじめ、三番目や四番目あたりで教えたくない情報を持ってきて、再びどうでもいい情報に戻る・・・

重要な情報ほど、さらっと流し、重要でない情報は強調して話す・・・

後になって、「隠してたな!」と言われたら、堂々と「ちゃんと話しただろ〜聞いていないのが悪い」と言えば良い・・・


posted by 松田英貴 at 15:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2011年08月07日

OODAループ意思決定法


ブログを読んで頂いた方より、HRO(高信頼性組織)についての質問を受けました。

しかし、誤ってアドレスごと質問内容を削除してしまいました。

失礼でありますが、ブログを通してお詫びを申し上げます。

再度、ブログを読んで頂きご連絡を頂ければと思います。

HROにつきましては、名前こそ聞き慣れない名前ではありますが、リスク・マネジメントやクライシス・マネジメントを理解できている方であれば、さほど難しいことではないと思います。

危機管理を考え実行するうえでは、

ダメージ・コントロール、リスク・マネジメント、トラブル・シューティング

の3つの方法を組み合わせ危機管理を行うと言えば理解できると思います。

この方法を組み合わせることにより、

@危機の予兆の把握、A対応策の早期検討、B損害の拡大防止

を可能とし、

また、OODAループ意思決定法

O(Obsarvation=観察)、O(Orientation=状況判断)、D(Decision=決定)、A(Action=行動)

を駆使して方針を決定することが望ましいと考えます。

posted by 松田英貴 at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理

2011年08月04日

犯罪心理学から見た八方美人とは・・・


犯罪心理学の面から見ると八方美人は非常に危険な人物である・・・

私はこのような人物を「シナリオライタータイプ」と言っている・・・

このタイプは他人の親切を裏読みし、悪意と捉える傾向にある・・

行為や提案に反発し物事を悪い方へ解釈する・・・

また言葉が示す通り、物事の脚本を書き上げており主人公は自分である・・・

問題となるのは描いたシナリオの中で登場する人物が主人公の行動を邪魔する人物となる場合である・・・

当然自分のシナリオに基づいて生きているわけである・・・

会話を交わしていても、問いかけに対して全く意図としない答えを返してくる人はこのタイプである可能性が高い・・・

善意に対しても、思い込みで反応するため「この言葉には隠された意味がある・・・」と曲解する・・・

そしてこのタイプは過去に同じような問題を何度も繰り返していることが確認できる・・・

調査の結果、この女性も過去に同じような問題を起こしていたことが判明した・・・

解決策としては、自分のシナリオを修正しない限り同じ問題を何度も繰り返す・・・

しかし、問題は自分ではなく周囲の人々に問題があると思っているためシナリオの修正も難しい・・・

しかし、問題やトラブルが発生するのは知り合ってからある程度の時間が経過してからである・・・

従って知らぬ間にトラブルに巻き込まれている可能性が非常に大きい・・・

posted by 松田英貴 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理
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