2012年12月28日

嘘を見抜く仕事


私は、心理学の専門家ではなく危機管理の専門家である。ついでに、ジャーナリストでもない。危機管理の仕事内容は多くの人が思っている以上に多岐に渡っている。従って、ありとあらゆるスキルを身に着けておかなければ対応はできない。危機の大半は人間が原因である。機械警備においても、人的ミスが原因で起こる場合がほとんどである。

危機管理におけるミスは、企業に多大な損失を与えます。近年であれば、東北沖地震によって崩壊した福島原発事故である。東京電力も政府も「想定外の事故が起きた」の一点張りであり、誰もその責任を未だもって取ろうとはしていません。そのため、多くの関係者が責任を逃れるために必死で嘘をついています。まさに、嘘つきの見本です。

「想定外の事故が起きた」と言い責任を逃れようとする人は、嘘をつく事により、責任を誰かに転嫁し、自分のポジションを得よう(守る)としました。それは身勝手な「利己心」です。

しかし、この場合の嘘は「自己本位」「反社会的」な嘘と言われ、「自分が得するために他人を傷つける嘘」や「他人を傷つける嘘」で、自分のためにもならない嘘である。実際、政府や企業の信頼度を低下させ、国民を恐怖のどん底へと陥れた。また、自分の地位や名誉をも傷つけたり、失ったりした人もいました。

人間だれしもが嘘をつきます。嘘をつけばほしいものが手にはいりやすくなります。ほしいものの裏にあるのは「利己心」であり、時には優しさでもあります。嘘つきの多くは、ほしいもののために「利己心」をもって近づいてきます。

しかし、平均的な大人が偽りと真実を見分ける確率は全体の54%にしか過ぎません。なぜなら、「理由がない限り、人間は聞こえてくる言葉や目に見えるものは真実であり本物だとみなす思考回路持ち合わせているため、それを疑おうとはしません。そのため、騙されていることをなかなか見抜けないのです。

しかし、訓練によって「嘘の手がかり」を見抜くスキルを身に着けることは可能です。そのスキルは詐瞞や混乱に遭遇した場合の、自分の身を守るために必要な方法なのです。私はこの方法を多くの経験則から得ました。

例えば、ビジネス交渉やトラブル介入において、殆どの人は自分に有利になるように交渉を進めてきます。当然と言えば当然のことでしょう。ビジネス交渉の場でつく嘘は、比較的「自分が得をするための嘘で他人を傷つけない嘘」の部類に入りますが、詐欺師の場合はここには含まれません。トラブル介入の場合は、少なからず双方が嘘をついている場合が多く、共に自分を守るためにつく嘘です。

しかし、何れの状況においても、内容の真意を見極める必要があるため、嘘を見極めるスキルは必要不可欠となります。私は今まで何百人もの嘘つきと接してきました。語る全ての内容が嘘だったり、嘘つきと正直者の二面性を持った人などさまざまです。職業では弁護士、医者、警察、詐欺師、犯罪者、サイコパスといろいろです。

嘘の多くは、言動や行動、非言語、表象システム、情報選別、性別、性格など、さまざまな方法を駆使し見抜きます。私はこれらの方法(この限りではない)をもって、実際の嘘つきから嘘を見破ってきました。

人間誰もが嘘をつきます。子どもも大人も、そして赤ちゃんまでも。嘘をつくことは人間の成長において正常なことであり、必要なことでもあります。よって、嘘をつくことは「いけない」とも言いません。なぜなら、腕力があるないに限らず、「嘘」によって身を守ることが可能だからです。しかし、嘘のよって貴方を騙そうとしている人もいるということを忘れてはいけません。


posted by 松田英貴 at 16:43| Comment(2) | TrackBack(0) | コミュニケーション
この記事へのコメント
はじめまして。突然のコメント。失礼しました。
Posted by プラダ バッグ at 2013年07月26日 00:32
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Posted by シューズ メンズ at 2013年11月11日 12:04
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