2012年12月13日

面接は企業危機管理の第一歩 面接編4


不適切な人事を採用しないことは、企業防衛に繋がります。情報漏洩、横領、詐欺、セクハラ、パワハラ、痴漢や殺人事件まで、新聞やテレビでは連日のように、社員や元社員の事故が相次いでいます。これらは企業にとってイメージダウンになるばかりか、最悪は企業閉鎖にまで及ぶ可能性があります。従って、面接とは、社員の安心と安全、会社の将来(存続)をかけたリスク・マネジメントと考えられます。

人間は、自分をどのように装ったとしても、長年に及んでしみついた感覚は無意識のうちに同じ言動や行動を繰り返してしまいます。その言動や行動が無害であれば問題はありせん。勿論、成長過程や気づきによって磨かれていく人もいます。しかし、「人生を変える大きな転機」などがあれば別ですが、そうでは無い限りは、いきなり変わることなどないでしょう。

私が勧める面接は、そのような人間の潜在的意識に隠れている「特性」を導き出す手法です。現在ではなく、今までの人生経験に起きた出来事に焦点を置き、そこから「人物傾向」を導き出せる質問を行い、その答えをもとに分析します。

「志望動機」や「入社後の展望」から導き出されることはほとんどありません。多くの求職者は就活セミナーなどで、どのように答えれば好印象を与えることができるは理解できています。中にはあまりにも完璧な答えに面接官が翻弄され手の打ちどころが無くなってしまう場合もあります。

しかし、人物稽傾向を重視する面接においては、求職者の人生観に焦点が当てられます。さまざまな問題やトラブルの解決方法、価値観のズレ、考え方などは人それぞれです。それらの認識が入社後、企業に与える問題となる可能性は十分考えられえます。よって、それらから導き出される仮説が、適切な人材かどうかを見抜けるポイントとなります。もし、見抜けることができれば採用後のリスク管理が容易になるわけです。



posted by 松田英貴 at 15:02 | TrackBack(0) | コミュニケーション
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