2012年12月11日

政治とプロパガンダ


トンネル崩壊事故、敦賀原発停止、北朝鮮ミサイル発射、TPPなど、それぞれの政党が掲げる政策にそった話題が各マスコミで取り上げられている。それらは、プロパガンダという手法を上手く利用した宣伝活動と思われる。しかし、我々国民としては、政治家の私利私欲のための宣伝活動によって恐怖や不安を与えられている。

インターネットが普及した現代では、一昔前とは違い多くの正しい情報を得ることが可能となった。また、比較的本質に近い内容を書いた情報雑誌も増えてきた。しかし、それらの真意を問い、導き出すのは国民一人一人である。毎日のように流される報道を決して鵜呑みにしてはならない。

世論が政治を左右させる。よって、プロパガンダによって都合の良い一方的な情報だけを国民に刷り込み洗脳(マインド・コントロール)させ意図する方向へ誘導させることも可能である。

プロパガンダ(propaganda)とは、特定の思想によって個人や集団に影響を与え、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動の総称です。特に、政治的意図をもつ宣伝活動をさすことが多いですが、ある決まった考えや思想・主義あるいは宗教的教義などを、一方的に喧伝するようなものや、刷り込もうとするような宣伝活動などをさします。

要するに情報による大衆操作・世論喚起と考えてよく、国際情報化社会においては必然的にあらわれるものです。今日その方法は、必ずしも押しつけがましいものではなくなり、戦略化し巧妙なものとなってきています。

<プロパガンダの目的>
■ 大地震や伝染病流行などの自然災害、或いは敗戦・内戦・経済不況(恐慌、社会保障制度の破綻・赤字貿易)・テロ事件・原発事故・原油流出事故などの人的災害、これらの苦難に直面し疲弊している社会的集団を励まし、復興意欲を喚起させる。

■ 定めた成功目標(戦勝・革命・宣伝効果が望めるイベントの成功・競合分野での覇権拡張・生産ノルマ達成・iso取得・CO2削減やリサイクル社会追求などの環境保護運動)の完遂に関わる社会的集団の構成要員動員の円滑化を目指す。

■ 利益追求者(政治家・思想家・企業人など)や利益集団(国家・政党・企業・宗教団体・学問での学派や学閥・過激自然保護団体・弱者救済代弁を謳いつつも形骸化している団体)が競合相手(もしくは間接的に利益が衝突する集団)の立場失墜や消失・無力化を狙うもの。

■ 利益追求者(政治家・思想家・企業人など)や利益集団(国家・政党・企業・宗教団体・学問での学派や学閥・過激自然保護団体・弱者救済代弁を謳いつつも形骸化している団体)により、利権の新規要求・現状維持(既得権益保持)を正当化させるもの。

どのような形態の国家にもプロパガンダは多かれ少なかれ存在するものだが、国家による国内に対するプロパガンダは効率的で大規模なものとなり、特に情報を国家が集中して管理できる国家においては、国家のプロパガンダの威力は強大なものがある。

また、特定のグループが政治権力とメディアを掌握している国でも同じ事が起こる。 こうした国家では、国家のプロパガンダ以外の情報を入手する手段が著しく限られ、プロパガンダに虚偽や歪曲が含まれていたとしても、他の情報によって情報の精度を判断することが困難である。

プロパガンダには様々なメディア・媒体が利用されるが、マスメディアは、一度に多くの対象に強烈なメッセージを送ることができるため、プロパガンダの要として最も重要視されている。権威主義的国家では、マスメディア(インターネットメディアを含む)に対する様々な統制が行われ、実質体制の宣伝機関となっているところもある。

<使用される方法 TV>
■ ニュース番組や討論番組などで特定の団体の構成者やその支持者を多く出演させ世論の支持が大きいように見せる。また出演者が放送局の意向に合わない意見を出すと、司会がわざと別の話題に話をそらしたり大声で相手の話を遮り妨害する。

■ 政策等で政策上の争点を限定し、世論を誘導する。

■ 特定の政党や勢力を持ち上げ、その組織に都合の良い番組構成にする。または対立する勢力への批判を行う。

■ スローガンの流布のために人気タレントなどを起用したCMを制作し、そのファンを中心に意識の誘導を図る。

<プロパガンダ(TV)一例> 


※本来、アナウンサーは中立的な立場でなければいけないのだが、辛坊氏はかなり感情的(興奮状態)になっています。かなり小沢氏のことが嫌いなのかもしれない・・・冷静に冷静に・・・他の二人は辛坊氏の勢いにかなり引き気味です。

<使用される手法 インターネット>
現実世界で既存の集団・国家・勢力が道具・手段として利用するケースの他、近年の傾向として、掲示板サイトそのものが歪んだ連帯意識・独自の思想を育み、書き込みが自由である掲示板Wikipedia)・ブログのコメント・投票形式サイトに支持掲示板で大勢を占めている価値基準に則った記事やレスポンスを大挙書き込み(或いは不正連続投票し)、力を誇示(甚だしい場合は乗っ取りを目論む)するケースも増えつつある。

■ 立場を偽った(何らかの公式サイトを偽装する、全くの第三者を装う)サイトを作って情報を発信し、誤認させる。

■ ネット掲示板などで匿名性を利用して自作自演などを行い、多数派意見を装う。

■ コピー・アンド・ペーストによる情報の大量頒布。2007年の統一地方選挙の際には、匿名掲示板2ちゃんねるやブログ等で民主党を中傷する捏造情報が大量に書き込まれ、組織的犯行として警察が捜査に乗り出す事態に発展した。

■ 賛同ウェブサイトや団体(グループ)を多数立ち上げて自分たちをあたかも多数であるかのように見せかける。

■ 検索エンジンに登録させなかったりエンジン運営者に苦情を申し入れて外させたり、検閲をおこない、利用者に情報開示を行わないなど。例:中華人民共和国におけるネット検閲、タイ王国のYouTube接続遮断

■ 自社の広告を出稿しているポータルサイトのニュース欄において、自社のトラブルの記事を早期にトップ画面から削除するよう、また、自社にとって都合のいい記事をトップに掲載するよう、広告代理店などを使い運営会社に対して圧力をかける。

■ 特定団体お抱えの弁護士もしくは団体幹部が、ISPやレンタルサーバーの管理者(企業)に対して、都合の悪いHPを削除する様に圧力を掛ける。

■ ウィキペディアのような、誰でも編集可能なウェブサイトで執拗に宣伝意図を持った編集を繰り返す。また主観的な、或いは特定利益集団にとっての視点的な記事を新規作成したり、既存の内容をそう変貌させる様に虚偽の内容を加筆する。或いは情報を編集する際にニュアンスを変えたりさりげなく削除したりする、あるいは記事についての議論を起こしたり編集合戦に持ち込んだりして容易に編集できなくしたり、できるだけ有利な状態を保つようにしたりする。

※他にも、新聞、映画、ラジオ、ポスター、イベントなど、状況や環境などの合わせいろいろな手法が使われる。(参考:Wikipedia)


posted by 松田英貴 at 17:52 | TrackBack(0) | 時事問題
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