2012年11月24日

ストーカー行為への対応 2


ストーカーに対する対応としては、一般的には「電話番号を変える」「電話を解約する」というアドバイスをしますが、安易な対応はストーカーを刺激します。ストーカーにはさまざまなタイプが存在するため、タイプを見極め状況に合わせ対応しなければ逆に危険度を高めてしまいます。

ストーカーは常に被害者の反応を気にしているため、ストーカー行為にすぐに反応することは極力避けなければいけません。例えば、被害者本人やその関係者がストーカー行為に対して直接警告することは、ストーカーにに対して接触の機会を与えることになります。

ストーカー対策の基本ルールは「絶対に反応しない」につきます。

ストーカーは被害者の反応で次々と行動を変化させてきます。従って、怯えたり、困った態度を悟られると、それが刺激となります。また、説得したり哀願する行為もダメです。これらの行為がストーカーの欲求を満たしてしまうからです。最もやってはいけない行動がストーカーのプライドを傷つけるような言動です。相手を非難する、屈辱的な思いをさせることはもってのほかです。

接点を持たないという点からすれば、ストーカーに情報を与えてはいけません。例えば、郵便物やゴミといった物です。郵便ポストは郵便物が取られないよう市販の鍵を購入してロックします。また、簡単に手が入らないように受け入れ口を調整します。ある方法を使えば簡単に郵便物を取り出すことができます。

郵便物を一度抜き取り、中身を出し再び元に戻します。開封されたことは一切わかりません。また、水道、電気、ガスなどの契約を勝ってに解約するケースもあります。その他、家族から手紙から実家の住所を知られ、被害者の両親相手に「婚約をした」と嘘の手紙を出し何とか接点を持とうと試みるストーカーもいます。

ゴミは最高の情報源でもあります。ゴミを見ればその人の生活様式がわかります。毎日どのような食べ物を食べているのか。女性であれば生理日がいつなのかまで、さまざまな情報を知られてしまいます。例え、中身がわからないようにたとしてもゴミ袋そのものを丸ごと持っていきますから、何をやろうが無駄です。

このように、さまざまな点からリアルタイムで包括的かつ客観的に状況を把握して対策を練る必要があります。

@被害者と相手の関係
A具体的なストーカー行為の内容
B過去48時間以内に起きた事案

これらの要素から脅威を査定し対策を打っていく必要があります。


posted by 松田英貴 at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理
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