2012年11月23日

ストーカー行為への対応 1


被害者「守り切れない」=抜本改正の要望高まる―ストーカー規制法12年

恋愛相手への付きまといを禁じたストーカー規制法が施行されてから24日で12年。「法の穴を埋める」と導入された新法だったが、不備が浮き彫りになってきた。警察の対応が遅かったり立件を見送ったりした結果、被害者が殺害され「動かない警察」が批判された。「今の制度では守り切れない」。抜本的な見直しを求める声が高まっている。

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もし、ストーカー規制法が見直しされたとしても、合法と違法の境界線上で行われ事件性を客観的に判断することは難しい。手紙を送る、プレゼントを贈る、待ち伏せをする、電話をかける、メールをするなどの行為は合法です。しかし、これらの行為にどれだけ連続性があるか、頻度はどの程度なのか。相談者の視点で語られるストーカー行為を客観的に脅威査定しなければなりません。

相談者の多くは、話に一貫性がなかったり、時系列が曖昧だったりする場合が多々あります。このような場合、警察はすぐには動いてくれません。しかし、ストーカー行為は不安や恐怖、鬱症状、睡眠障害など慢性的なストレスがかかり、精神的苦痛を強く与え、正常な考え方や感じ方ができなくなっているためこのようなことが起こります。従って、警察はこのような精神状態を把握したうえで適切な対応をしなければなりません。

しかし、物的証拠がほとんど無い場合は相談者の主観性のみで脅威を査定しなければなりません。被害者意識を構築するのは被害者であるため、一般的に問題のない言動や行動であっても、相談者が嫌悪感を覚えたり恐怖を覚える行動と判断した時点で「ストーカー行為」が生まれます。

多くの相談者は被害者意識が強いため、大袈裟に表現する場合が多いため、その言動をまともに受け中立性を欠いてしまうと、相談者に同情してしまい、「救済的意識」が芽生えてしまう可能性があります。

これを防ぐためには、被害者意識と加害者意識は全く別と認識し中立的な立場で客観的な考えで脅威査定をしなければ方向性を見失い正しい判断はできなくなります。


posted by 松田英貴 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 危機管理
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