2012年10月15日

森口尚史氏の茶番劇に隠された事実


日本人研究者の森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った世界初の臨床応用を実施したと読売新聞が11日付朝刊で報じた。

しかし、読売新聞は13日「米国ハーバード大の研究グループが最近、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用して心筋細胞を作成し、患者への移植に成功した」と最近報じたことについて、誤報だったと認め謝罪した。同紙は今月11日、東京大学病院の森口尚史研究員(48)を含むハーバード大の研究グループが、iPS細胞を利用して作成した心筋細胞を6人の患者に移植したと報じた。ところが、同大側はこれを否定した。

なんとも滑稽な話だが、大手読売新聞がいとも簡単にガセネタを掴まされ大々的にスクープするとはずが無いと思っています。また、森口氏に至っても、すぐにバレる嘘で研究者人生を台無しにする自爆ネタを発表するとも思っていません。

今回の一連の騒ぎには必ず「裏」あると私は睨んでいます。まず、読売側は誤報だったと認めてはいますが、これも疑問で、本当は騙されたふりをしたのではないでしょか。山中氏のノーベル賞受賞報道とあまりにもタイミングが良すぎますし、事実を詳しく調べもせずに森口氏の発表をそのままスクープするとは考えられません。

では、いったい誰が何の目的でこのような茶番劇を演出したのでしょうか。前回のブログにこんな事を書かせて頂きました。「米国覇権の先端技術でアジア(特に日本)がリードすることを、彼らは絶対に許さない」これが事実だとしたら、今回の茶番劇も納得がいきます。

森口氏の会見を見ましたが、私は森口氏の語っていることの全てが嘘だとは思っていません。確かに一般の人があの会見を見れば支離滅裂な内容を語っていると思いがちですが、表情や言動を分析すると、過去の何かを思い出しながら語っていることは間違いありません。また、語るべきことと語ってはいけないことを考えながら語っているのでしょう。決して嘘が上手な人物でないことは確かです。

もしかして、「米国ハーバード大の研究グループが最近、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用して心筋細胞を作成し、患者への移植に成功した」のは事実なのかもしれませんが、この謎が解き明かされることは決してないと思います。森口氏も上手く利用された一人なのかもしれません。

山中氏もノーベル賞受賞に完全に水を差された形ですが、森口氏の一連の茶番劇を見た世界中の人々は山中氏のノーベル賞受賞も怪しいものだと思うことでしょう。実はこれが目的なのかもしれません。「出る杭は打たれる」・・・日本のiPS細胞研究が米国のレベルを超えることを絶対に許さない・・・そんな恫喝なのかもしれません。

いずれ、山中教授はMIT教授の利根川進博士のように、米国の研究者になって、米国の国益に貢献するか、もしくは、京大辻本教授のように、陥穽工作で失脚させられるかのどちらかを選択させられる可能性も否めません。

※2004年、韓国ソウル大学の黄(ファン)教授がES細胞研究論文を捏造したと大騒ぎされたことがありました。当時、韓国のネット社会では米国の陰謀に嵌められたと・・・

posted by 松田英貴 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題
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