2012年09月28日

日本が常任理事国入りできない理由


2007年8月24日の朝日新聞にブッシュ大統領(元米国大統領)が退役軍人に向けて行った演説の内容には驚きである。おおよその内容としては、イラク攻撃を正当化するために、戦前の日本(軍国主義)とアルカイダを同列に扱う内容であった。この発言から推測できることは、いつの日か日本が、戦前の軍国主義に生きた日本人として再び回帰するかもしれないという警戒しているように思われる。

米国は1941年の日本海軍の真珠湾奇襲攻撃(真実は違う)以降、日本はテロ国家の烙印を押されたようだ。多分、真珠湾攻撃は米国から見れば国家テロ攻撃だったのだろう。

1990年のイラクのクウェート侵攻はフセインが米国の策略に嵌ったようにも思えるが、なんとなく真珠湾奇襲攻撃と似ている。従って、日本は米国利権主義者の本音としては驚異国家として警戒されている。そのために、米国は日本に米軍を駐留させ常に監視を続けているのではないか。

そう考えると、米国にとって、極東の最大驚異とは中国でもなく北朝鮮でもなく、実は日本なのかもしれない。だから、未だに日本は国連常任理事国入りが出来ていないのに加え、国連関係機関への任意拠出金は常任理事国であるイギリス、フランス、中国、ロシアの合計より多く、国連全体の資金の2割を負担している。

1991年に勃発した湾岸戦争においても、日本政府は1兆3千億円にもなる戦争支援資金を国連の編成した多国籍軍に拠出させられたにも関わらず、当時のブッシュ政権は「日本は金だけを出して、自衛隊の派遣を拒否した」「日本は平和憲法を盾にして、国際貢献をお金で済ませようとする卑怯な国」と罵った。

1兆3千億円もの金を取られた上、あげくの果てには文句を言われるとは・・・ブッシュ政権も異常だが、それ以上に異常かつ情けないのは日本政府である。これでは、不良に恐喝され何も言えずにお金を差し出している気の弱いいじめられっ子と同様である。

米国=ジャイアン、日本=のび太の関係に非常に似ているかもしれない。

日本は敗戦国のサガで国際的に非常に理不尽な立場(地位)に据え置かれているとすれば、なんとも悲しい事実である・・・


posted by 松田英貴 at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際問題
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