2012年03月19日

ジークンドー真の創造に関する考察2


他流儀のリサーチに関する考察

師祖がジュンファン・グンフーを改良、進化させる際、そしてジークンドーを開発、創始する際に、古今東西の武術/格闘技をリサーチしていたことは事実として知られています。

そのリサーチの大部分は、書籍からによるものでしたが、いくつかの流儀に関しては、実際の交流から行われたようで、師祖はこのリサーチに関して非常にストイックに熱意をもって研究に没頭したそうです。

今まで世間一般に伝わってきたことでは、『ブルース・リーが創始したジークンドーとは、古今東西の様々な武術/格闘技を研究し、各種の技術の長所を取り入れ、それらを組み合わせたものである。』という内容のものが非常に長い期間、世界中で信じられ続けてきました。

つまり、師祖は他流儀をリサーチした際、おのおのの技術の長所を抜き取り、状況によってそれらを組み合わせて実戦に応用していた、ということになります。

しかし、当時の歴史の真実を紐解いていくと、上記の説明が曲解された、つまり誤った解釈であることが数年ほど前より明確になってきました。

師祖は、流儀(特に伝統派)の形式的な概念が人々を分断しており、その教義が人々の自由への解放を束縛していると説きました。また、形式的な教義による戦い方では、常に変化してやまない状況の中では、決して適応していくこともできはしないと信じていました。

そのため他流儀をリサーチする際に、基盤となる考察をたてたのです。


『人間の五体・身体の体重・技術と戦略・物理法則・哲学的原理/原則、それらをたえず変化してやまない実戦の中で、最も効果的かつ効率的に使用(応用)できるようにするには、何をどのようにすればよいのであろうか。』

師祖は他流儀をリサーチする上でこの考察を基盤とし、各技術を実際にパフォーマンスし、その技術の裏に隠れている原理を解明したのです。様々な流儀の打撃技術、組み/関節技術などは上記の考察によってふるいにかけられ、一致に値しないものは即、除かれることとなりました。


posted by 松田英貴 at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Bruce Lee
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/54531956

この記事へのトラックバック
spacer.gif
spacer.gif