2012年03月19日

ジークンドー真の創造に関する考察 1


ジークンドー創始に関する初考

1964年、ウォン・ジャックマンとの対決において、師祖は自己の肉体と戦闘方法に様々な要素と要因が欠けていることを悟りました。今まで表現してきた詠春拳を含めた中国伝統武術が彼の求めた現実の戦いにおいて効果的ではないことに疑問を抱き始めます。

しかし、この戦いにおいて評判や名声が高まっていたので、オークランドのスクールでは、依然として詠春拳をベースとしたジュンファン・グンフーを教えていました。

この戦いが後にジークンドーを開発・創始していくきっかけとなったことは、今現在では有名な話となっています。師祖は他の様々な武術/格闘技のリサーチを開始し、今までのジュンファン・グンフーに取り入れ、さらに改良していきます。

きわめて多数の格闘システムに関する本を読み、そこから何が得られるのかをリサーチしたのですが、師祖が読み、リサーチした数々の本の大部分は、フェンシングとボクシングに関するものでした。

それらの本には師祖自らが書き記した多量のアンダーラインや注釈が見られますが、それらは師祖が求める一番重要なテーマであり、当時の師祖のグンフーに最も強く影響を与えたものだったのです。

1965年に師祖は一通の手紙を弟子のジェームズ・リーに渡しています。
『僕はグンフー・システムの計画を立てている。そのシステムとは主に詠春拳、フェンシングそしてボクシングの統合によるものである。』

こうしてジークンドー創始への第一歩がこの時より始まったのです。しかし、当然ジークンドーという新しいスタイルとしての構想はこの時点ではまだありませんでした。


posted by 松田英貴 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | Bruce Lee
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