2012年03月05日

普遍的無意識


人の無意識の中には、その個人の体験を超えた「全人類共通の心」があります。ようするに、人の心の中、無意識に含まれている要素とは「その人個人の記憶や思考」だけではないのです。

人の心には、個人の体験や記憶を超えて、「全人類の歩んできた歴史、全人類の観念、全人類の知恵」が含まれています。

わかりやすく言えば、「人類の祖先の記憶が、遺伝子レベルで受け継がれている」となります。

つまり、人の無意識とは、その個人の人生だけで育ったものではりません。

生まれたときから、「全人類共通の思い出」が予め備わっているのです。それを「普遍的無意識」と呼びます。

そして、人の心は三つの層に分けられ、第一が、「心の表面に現れている意識」の部分。そして、その下に隠れるようにして、意識を支えているのが「無意識」の部分。

この無意識の部分が、その個人の思い出によって積み重ねられてきた「個人的無意識」の部分と、生まれたときから備わっている「普遍的無意識」の部分に分けられます。

普遍的無意識は、個人的無意識のさらに奥深いところで層になっています。

人が心の病に陥ったとき、その原因が「その人個人の体験からでは説明しきれない」場合がああります。

そのようなときは、その人の「個人的意識」に「普遍的無意識」の要素が関わって、心の病を増幅したり、病の症状を過激にしたりしている場合があります。


posted by 松田英貴 at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学
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