2012年02月07日

ラポールを使った「恋の駆け引き」その1


以前、ラポールについて書いたことがある。ラポールはあらゆるコミュニケーションの土台となる。簡単に説明すると、「相手が好む方法に合わせてコミュニケーションをする」ということである。相手に合わせることにより、相手が言葉以外の意思表示方法(ノンハーバルな部分)と同じ方法で、あなたも自分の思いを表現するので、あなたの言いたいことが相手に伝わりやすくなる。

そこで、今回はラポールを使った、「恋の駆け引き」を紹介したいと思います。例えば、何かの交流会や婚活、結婚式、パーティーに参加したとします。そこに、なんとなく興味がわく異性がいた場合、以下のような手順でラポールを築いてみて下さい。

手順1
マッチングやミラーリングという手法を使い、相手のボディランゲージとテンポに自分を合わせることである。

※簡単に説明すると、相手のマネをすることである。相手の姿勢、首のかしげ方、腕の置きかたなどを観察し、自分も同じようにする。相手が身体のどこかを動かしたら、自分も同じところを動かす。

マッチング:相手と全く同じところを動かす。(相手が右手を動かしたら右手を動かす)
ミラーリング:鏡のごとく、相手と反対の場所を動かす。(相手が隣にいるときが有効)

手順2
なるべく目立たないようにしながらも、相手を横目でチラ見して感心があることを示す。これは、相手がこちらを見るまで機械的に続ける。

手順3
相手がこちらを見たら、ほんの一瞬、あるいはそれよりも少し長く、アイコンタクトを維持する。それから視線をそらす。(この時点で、頭はまだ動かさないで、一緒にいる人たちの方を向いている。目だけが動いている状態である。)

※女性の場合は、目が合ったことを確認したら、目をそらす前に、ほんの一瞬だけ視線を下に向ける。いわゆる「伏し目」である。(下に向けた視線は誘いを意味する)もともとは、服従のシグナルで、「私は危険ではない」という意味であるが、「あなたは私を征服できる」「私は征服されたい」という意味にもなりうる。

もちろん、男女平等の面では好ましくないが、これは太古の昔から受け継がれてきており、人間に限ったことではなく、動物にも見られる求愛行動にも、雌が服従の意を示す場面が含まれる。

手順4
相手の目にとまったことを確認したら、相手の前で身なりを整えはじめる。襟を正し、髪やアクセサリーを直す。背筋を伸ばし、きりっとした姿勢をとる。

男性なら、筋肉モリモリの胸を張り、自分は強いんだぞとアピールする。(モリモリでない人は、一時大きく息を吸い込み胸囲を大きくする)

女性なら、やはり同じように、女性らしい胸を誇示し、できるだけよく見えるようにアピールする。(要するに自分のもてるものを誇示する。ヒップに自信がある人はヒップでもかまわない)髪を直したり、イヤリングを直したりする行動は、女性的な服従のジェスチャーも兼ねていて一石二鳥である。

動物は服従するとき、身体の一番弱く、敏感な部分を相手に晒す。人間の場合は、手首をあらわにし、手の平を見せる。何も持っていない手を見せるのは、敵意が無いことを示す。これも、太古ある原始的なジェスチャーである。近代になり、人間はこのような動作を握手に変えた。


posted by 松田英貴 at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション
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