2012年01月11日

自分らしく生きる方法


性格の基準となる機能は、外向型と内向型の二種類あることは前回のブログで理解できたかと思います。しかし、基準はこの二種類だけでなく、心の機能と呼ばれている心的活動様式が存在します。

これは、「心になんらかの刺激を受けた時に、その心がどのような反応を示すか」であり、「思考」「感情」「感覚」「直感」と呼ばれる四種類の機能がそれに当たります。

それらは、大脳辺縁系や大脳新皮質と呼ばれる脳が司っている機能であり、そのうちのどの働きが最も強いかによって、その人がどのタイプの性格であるかを判断します。

思考機能(思考タイプ)
*物事を理論的、理屈でとらえようとする。
*物事を客観的な視点で判断する。
*さまざまな事象を分類して整理、分析、比較する。
*何かが起こるには、原因と結果があり、その過程を筋道を立て明確にしようとする。
*結果を選ぶ際は合理的かそうではないか、損か得かといったスケールで取得選択する。
*他人に対しても客観性を失わず、自分の基準に照らし合わせ公平な態度で接する。
*人の気持ちを汲み取ったり、その時の感情に共感することは苦手である。
*会話は何かを考えたり、結論を出したり、目的を遂行するために行われる。
*目的のない会話やコミュニケーションを良好にするための言葉がけは不得意である。
*他人と密接な関係を築くことは苦手。

感情機能(感情タイプ)
*物事を、理屈ではなく好き、嫌いで判断する。
*自分にとって、快か不快かが判断の物差しとなる。
*他人の喜怒哀楽に共感しやすく、自然に人を思いやり、援助的な行動をとることができる。
*人に対して攻撃な態度をとったり、議論やケンカをしたがることはない。
*仲間を大切にし、助け合い、仲良く生きて行きたいが基本スタンス。
*何かが起きたとき、その時に生じる感情や気持ちを最優先に感じる。
*感情的なスケールで判断するため、理論的な思考を苦手である。
*表面的好き嫌いで判断するため、物事の理屈を見逃すことがある。
*順序立てをして何かを説明したり、相手から細かな説明を聞いたりするのを嫌がる。
*その時、どのように心が動いたか、どう感じたかが物事を把握する大きなファクターとなる。
*空気を読み、相手の気持ちを損ねることなく話や物事を展開できる。
*相手と感情を共有し合い、楽しく過ごしている時が、最も自然で自分らしい状態である。
*面倒見が良い。

感覚機能(感覚タイプ
*視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感が感じたそのままを情報として受け取る。
*好き嫌いや、善悪、どんな意味があるかというような個人的な判断はあまり入らない。
*単に、「そう感じた」と、ありのままをとらえる。
*自分というフィルターを通さないで判断する。
*色彩や形、音や味の微妙な違いがたちどころに理解できる特質を持っている。
*自分の感覚は、「絶対」であり、自分の中の原理原則でもある。
*こだわりは、ごく自然な姿である。
*淡々と物事を処理する能力は抜群である。
*何の感情も判断を加えず、目の前にあるものをそのまま受け止める。
*個人的な感情は交えないで、自分の仕事をこなすことができる。
*物事の観察眼に優れている。
*時間間隔にも敏感である。
*感覚的なこだわりの強さは周囲の人にはなかなか理解し難い。
*自分らしい状態を押し通そうとするため、周囲の人には「自分勝手な傲慢な人」と映る。
*強いこだわりが、「まがまま」と非難され、理解されないため本来の自分を押し殺してしまう。

直感機能(直感タイプ)
*「ひらめき」で本質を把握する。
*見聞きしているものとは別な閃きが生じ、それが物事の本質を把握するきっかけになる。
*目の前で起きている出来事を通じて、全く別なイメージやアイデアがひらめく。
*ひらめきが物事の本質をついている。
*自由に行動し、自由に発想する。
*言動や行動に意外性があり、不思議な魅力を持った人物として映る。
*いつも、何を言い出すかわからない、どんなことをするか想像もつかない人である。
*ひらめきはあるが、それを掘り下げたり、分析、調査を加え形の完成させることはしない。
*世間の常識や慣例とは別の次元で生きているため、一般社会になじみにくいこともある。
*一箇所に留まることや、時間的に縛りのある中で生きて行くことは苦手。
*周囲と足並みをそろえることが好きではない。
*周りに迷惑をかけずに、毎日コツコツと生きていくといいうスタンスはもっとも合わない。
*毎日のルーティンワークに追われるような勤務形態は合わない。
*職場を転々としたり、職場をいくつも替えたりして、なかなか落ち着けない。
*結婚して家庭を守っていく人は少なく、別居婚などイレギュラーな形の婚姻形態になる。
*実務的なことは苦手。

これらの機能は、その人が日常的に頻繁に使う心の機能であり、その人の「心のくせ」です。無意識のうちに一番先に出てくるし、使い方もきめ細かく多用しています。

つまり、その人が一番慣れ親しんでいて使うのに最も楽な「心の動き」なのです。従って、使い慣れていない機能を無理やり使おうとすると、不器用な不自然な振る舞いになり、その人らしくない表現になります。また、それを我慢して使い続けると、結果的には自分自身を失うことになり、心身が病んでしまいます。

そのような事が無いように、自分の最も慣れ親しんでいる「心の動き」を知り、上手く活用して人生を送ることが、自分らしくのびのびと、幸せに生きることができる秘訣なのです。


posted by 松田英貴 at 19:07| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション
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