2011年12月29日

ボディガードで学んだコミュニケーションの重要性


私が、コミュニケーションの大切さを学んだのセキュリティの世界に入り、ボディーガードの仕事に従事してからです。基本的に、ボディガードの仕事の多くは複数で行います。(一人で行う場合は、だいたいがクライアントの予算不足)よって、チームワークがとても重要視されます。

特に、チームメイトのコミュニケーションの良悪が生死の明暗を分けると言っても過言ではありません。(当然、クライアントとのコミュニケーションも重要です。)

チームで警護業務を行う場合、リーダーには、部下を守る責任がああり、その責任感がチームを一つにする。セキュリティや軍隊の分野で最高レベルをと言われているイスラエルでは、階級が高くなればなるほど、戦場で死ぬ確立が高くなる。(多分、日本は逆)

これは、イスラエルの基礎となっている「Follow Me」の精神からである。イスラエルでは、上に立つものが先頭を切って手本を見せることで部下が着いてくる。(日本の場合は、手本も見せずにやらされ、失敗すれば怒鳴りまくる・・・これでは部下が着いてこないわけである。)

その責任感が、「実力」と「尊敬」を生み、チームの信頼感と一体感になるのである。従って、全てのチームメイトが互いに「尊敬の念」を持ち業務を遂行している。そのためには、コミュニケーションが不可欠となる。

コミュニケーションによる意思の疎通がなければ業務は成り立たない。全てが「阿吽の呼吸」で行動しなければならない。行動中は、ほとんど言葉が交わされることはない。交わさなくとも、姿が見えなくても、誰が何処にいて何をしているのかは、全てのチームメイトが互いに把握している。

決して一人ではできない。その阿吽の呼吸は、トレーニングと経験の賜物である。即席では絶対に無理である。よって、クライアントを完璧に守るには、同等の能力(スキル)と同等の経験則が必要不可欠となる。

得にチームメイトの能力(スキル)、その中でも能力のバランスが重要である。単に、能力のある人材を集めれば良いというものではない。簡単に説明すれば、バランスのとれた機能の持ち主で構成されたチームを作ることである。その機能とは、思考機能、感情機能、感覚機能、直感機能と呼ばれる機能である。

※詳しく説明すると長くなるので簡単に説明している。

@思考機能:物事を理論的にとらえ判断する。
A感情機能:その時に生じる感情や気持ちを最優先に考える。
B感覚機能:何か物事に直面したとき、善悪よりも、起きているありのままをとらえる。
C直感機能:閃きで本質を把握する。

これらの機能は、主機能と呼ばれ、普段日常的に、その人がもっとも良く使っている心の機能であり、無意識のうちに一番先に出てくるし、使い方も細かく多用に発達しています。

この4つの機能のトータル的なバランスが重要視される。どの機能が突出して良くても、逆に劣っていてももダメである。また、4つの機能から判断したガードポジションも適切でなければならない。そうすれば、多角的方向から物事にアプローチが可能となり、より質の高い仕事ができるようになる。

従って、上記の4つの機能をバランスよく持っている、ボディガードを最低4人集めることにより、如何なる状況下においても、最も効果的な判断ができるチームが完成するわけである。(コミュニケーション最高です!)


posted by 松田英貴 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション
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