2011年12月29日

自分とのコミュニケーション


以前、私は、「最高のコミュニケーション」の記事で、恋愛や仕事、カウンセリング、コーチング、教育などのあらゆるコミュニケーションにおいて、相手を理解してあげることが大切であり、相手を理解する気持ちや大切に思う心が誠実であればあるほど、その気持ちは相手に伝わりやすくなると書きました。

確かに、間違いではありませんし、相手にとって、「理解してくれる人」になるための、「技術」を習得すれば、コミュニケーションを上手に図ることができるのも確かです。

しかし、そも前にやるべきことがあります。それは、自分とのコミュニケーションです。

コミュニケーションといえば、相手とどのようにコミュニケーションとれば良いかにとらわれがちです。他人とのコミュニケーションも大切ですが、それ以上に大切なのは、「本当の自分を知る」「本当の自分を理解」することなのです。

私たちは、何かと他人を分析を分析する能力には長けています。自分自身と相手を比べて、差別と偏見という判断基準で判定を下します。その反面、自分が分析される立場となると嫌なものです。これは、誰の心の中にも、他人に触れられたくない部分や弱点があり、それらを指摘されるのを良しとしないからです。人間は全く身勝手な動物です。

しかし、自分の弱点を知っておくことは大切です。それは、日々の生活に中で、どのように自分が反応するかを知っておくことを示します。自分の気持ちが理解できなくて、他人の気持ちを理解することができるでしょうか。自分を知らずにして、相手の言動パターンや人物傾向を見抜くことは不可能です。

以前、田中光四郎(アフガニスタンにおいて旧ソ連軍、親ソ政府軍と戦う。世界の多くのジャーナリストが"アフガンのサムライ"と報道。日本人ランボーと呼ばれる。)氏とお話をさせて頂いた時に、いきなり大声で「お前は誰だ!」と言われたことがあります。

それも鬼の形相で!

ビックリ!!!(マジにタマが縮み上がりました・・)「私は誰?」なのかなんて生まれて一度も考えたこともがなかったので、当然、答えることはできませんでした。

このように、「私は誰?」という自問自答することで、自分を理解できます。

この問いに答えるには「ありのままの自分」を観る必要があります。自分に嘘をつくことなく、素直に自分自身を表現することが求められます。とは言っても、素直に自分自身を表現することは簡単そうで難しいものです。

そこで、私が行うセミナー 「本当の自分知り幸せになる方法」 では、

@「私は誰?」というトレーニングと、A「自分の取説」を書かせ自己分析をしてもらいます。

トレーニング@ 「私は誰?」
他の人を交え、「私は誰?」の答えを他の人の前で発表します。ここでの狙いは、各自が語る自己のイメージが周囲のイメージとの間にどれだけズレ(誤差)が生じるかを体感させることにあります。客観的に自分のことを理解できると思っていても、実際は独りよがりである場合が多いのです。

そして、自分の発言が周囲からフィードバックと一致しないときこそ「心の向上」の瞬間となります。客観性を記すため、発言中の仕草や態度は必要に応じすべて録画する場合もあります。(周囲からのフィードバックを受けたあとや、自己分析するときなどに再生、再確認するため。)

これには大きな衝撃を受けます。自分が思い描いている価値観や言動パターンと映像の間にズレを発見することができます。ほとんどの人は、トレーニングの後に心理的に深く落ち込みます。

最大の敵が自分自身であることを発見!

痛みを味わうことで「心の向上」が生まれます。自分自身を理解できなければ、相手の気持ちは理解できないという教訓を得るのです。

大人になると、自分自身の価値観で物事を判断しようとする傾向が強くなります。その一方で、社会的規範に縛られた環境の中では、周囲から見られている自分を意識してしまいがちです。社会で働く人ほど、その傾向が強くあります。

トレーニングA 「自分の取説」を書かせ分析
自己分析により、自分がどのようなタイプ(2タイプ)なのか、どの機能が優れ、どの機能が劣っているのか(4つに機能)を理解します。そして、本来の自分の内面的な特性を知り、それを受け止め、認める。さらに、周囲の人はどんなタイプなのかを理解し、ものの見方、考え方は人それぞれに大きな差があり違いがあることを認識してもらいます。

そして、自分の中にあるコンプレックスを認め、コンプレックスごと自分を受け入れ、努力して克服したり、それ以外にことで自分を磨いて自信をつけるなどのプロセスを経ると、そこから自由になることを目的とします。

このように、自分を理解することにより、自分の言動に何が影響を与えてきたのかが把握できます。その価値観が本当に自分自身のものなのか、それとも親から受け継がれてきたものか、育った環境因子がそうさせたのかが理解できます。この時、自分自身を理解できれば、自分らしさを失わずに済みます。

自分の本当の気持ちを否定せず、自分に素直になることが望まれます。自らの弱さを認めることは勇気がいることです。その上で弱さを受け入れることができれば、周囲からの苦言や批判に心を奪われることなく、心的に病むこともなくなります。

弱みはコンプレックスであったり、気づかない、気づきたくない部分ではありますが、それに逃げることなく向き合うにはとても勇気が必要です。そして、少しずつでもそのような作業を進めていと、本来の自分を知ることができ、性格は磨かれ、魅力ある人間へと成長することは確かです。


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posted by 松田英貴 at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | コミュニケーション
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