2011年07月11日

ボディ・ガードで学んだ「気配り」と「心配り」


ボディ・ガードとは「究極のサービス業」です。

ボディ・ガード本来の仕事は危機が起きた時にクライアントを守ることではなく、いかに未然にクライアントを危険から遠ざけるかである。

ゆえに、この仕事が全うされている限り、クライアントに危険が及ぶ可能性は低く、この状況を作り出すための努力をクライアントは知ることはありません。

よって、ボディ・ガードが優秀であればある程、クライアントには危機が降りかかることはなく、能力をアピールする場面もありません。

よって、クライアントもそのことを理解することが無いため、危機が無くなったと勘違いをして、ボディー・ガードを外す場合があります。

しかし、決してそのようなことは無く、外した直後に危機が及ぶことが多々あります。

ボディ・ガードは常にクライアントの側にいることが多い。仕事中、移動中、就寝中・・・と、時には24時間一緒にいることも珍しくないため、少なからず、クライアントにとってはボディ・ガードの存在がストレスとなってくる。

家族でも無い人間と家族と過ごす以上の長い時間を共に過ごすわけですから当然です。

ボディ・ガードは当然ながら、セキュリティのプロフェッショナルでなければなりません。

しかし、プロフェッショナルという思いだけで警護を行っても、それな単なるエゴにしか過ぎなく、クライアントもそれには満足を見出すことはない。

なぜなら、警護対象者は「人」であり、「サービス業」としての仕事が存在します。

それだは、具体的にボディ・ガードに求めらるスキルは、セキュリティのプロとしてスキルと人間性とサービス精神の両方が備わった人間こそが優秀なボディ・ガードと言える。

「時には紳士であり、時には屈強な兵士」こそがボディ・ガードに求められる資質です。

そして、後者にあたる人間性とサービス精神こそが「気配りと心配り」であります。「気配り」により、クライアントは「満足」し、「心配り」により「感動」します。

それが、クライアントに感謝され、その感謝がボディ・ガードの喜びとなり原動力になります。

そして、さらなる「心配り」ができるようになり、「クライアントの心情を考慮したり、予測される危機に対して万全の対処が可能となります」よって、ボディ・ガードに必要となる資質は「心配り」が自然とできる人間です。

これが、ボディ・ガードが「究極のサービス業」である由縁です。


posted by 松田英貴 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ボディ・ガード
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